4月30日
父ちゃん達は東京に帰るため空港へ。
そして約束通りビールで乾杯。昨日というか今朝まで、あれだけ飲んだのにまたグビグビ飲むお馬鹿たち。
「でもうまいんだって」、、そうすか。
「松田の文さんはひとり冷静にアイスコーヒーなんか飲んでらしたけど」、、大人です。
「でも鶴につっこまれた」、、なになに?
「ストローがさかさま」、、え?
「折り曲げるストローだったんだけど」、、さかさま。
「そしたら「うちはいつもこうなんだよ、がはは」」、、あはは。
出発前にガバガバ飲み、機内でもガバガバ飲み、父ちゃんは家に到着。
松田の文さん、TAKU、鶴、イベンターの米(こめではありません、よねです)、そして父ちゃん、お疲れさまでした!
4月29日
今日もすごくいい天気。父ちゃん達は福岡へ。
福岡も夏日だった。
鉄人44号&51号の九州ツアー最終日。
今日も張り切ったふたりでした。
「三年ぶりだったのかな」、、他の街は十五年ぶりだったりしたんでしょ。
「はい」、、もうちょっと動かないと。
「ですね」、、です。
「福岡ありがとう!観に来てくれてありがとう!」、、ばんざ〜い!
打ち上げは懐かしい顔や久しぶりの顔でわいわいがやがや。
旨い旨い酒を飲んだのでした。
4月28日
昨日の帰り、「明日は二時に集合してシロクマ(かき氷?)食べに行くぞ」と松田さん。
ということで、二十七度と、夏のような日差しの中シロクマ食べに。
ゲリが怖かったのでミニにしたのだが、それでも大きかった。
「それがさ」、、はい。
「みんなシロクマたのんだのに」、、シロクマ食べに来たから。
「そうなんだが、松田さんだけ定食だかラーメンだかをオーダーなさったのでした」、、え?うそお?
「まったく」、、あはは。
「ところで今朝」、、はい。
「東京からGさんが来てくれた」、、じいさん?
「そうではないです」、、はいはい。
「うれしかったぞ」、、よかった。で、ライブは?
「楽しかったぞ。鹿児島ありがとう!観に来てくれてありがとう!」、、ばんさ〜い!
4月27日
父ちゃん達は鹿児島へ移動。
さつま揚げときびなごと芋焼酎で、楽しく飲んだのでした。
「うりきち」、、はいよ。
「旅は楽しいな」、、でしょう。
4月26日
父ちゃん達はフェリーに乗って熊本へ。
「久しぶりのフェリーだった」、、どうでした?
「海はいいなあ」、、ふむふむ。
「伝書バトが乗ってた」、、え?、ハト?、なして?
「飛ぶのがやだったんじゃないか」、、なるほど。
「なんだかひょうきんなハトだった」、、あはは。で、ライブは?
「始まる前に「あれれ〜」な事があったけど、違う店から助っ人が来てくれて、なんとかやれた」、、よかった。
「熊本ありがとう!、観に来てくれてありがとう!」、、ばんざ〜い!
4月25日
父ちゃんは嫌いな飛行機に乗って長崎に。
なんでそんなに嫌いなんだろう。
「飛行機というか」、、はい。
「乗る前のチェックが嫌なんだよ」、、ピンポ〜ンて必ずひっかかる。
「はい」、、しょうがないじゃないすか。
「そうなんだけど、嫌なんだなあ」、、はいはい。で、15年ぶりくらいになる長崎はどうでしたか?
「最高だった」、、よかった。
「店の目の前が海」、、最高だあ。
「ほんと、楽しかったぞ」、、よかった。
「店のみんなとさ」、、はい。
「旨い旨い酒が飲めたよ」、、グビ〜ッと。
「グビ〜ッと」、、あはは。
「いやほんと、楽しい夜でした。長崎ありがとう!、観に来てくれてありがとう!、店のみんなありがとう!」、、ばんざ〜い!
4月24日
散歩の途中、父ちゃんたちはどらきちが現れる場所へ。(どらきち=日曜日にだけそこに現れる猫)
今週もどらきちはいた。
「どらきち、こんにちは。日なたぼっこは気持ちいいかな」と小さく声をかける父ちゃん。
「ん?」な顔してどらきちは顔を上げ、「にゃ」。
あまり日なたぼっこのじゃまをしてはいけないので、今日もほんの数分、ちょっと離れたとこからどらきちを見て、そして「どらきちまたな」とその場を離れた父ちゃんたちであった。
「うりきち」、、はいよ。
「今日はいろんなとこで猫に会ったぞ」、、なんかうれしいんでしょ。
「はい」、、明日から始まるアコースティックツアー第2弾の応援やね。
「そっか」、、体調に気をつけて、飲み過ぎないように、楽しいライブをやってきて下さい。
「押忍!」、、押忍!
「留守番たのむぞ!」、、押忍!
4月23日
仕事で代々木公園に行ったゼロンは、その「休日〜」って絵に少々やられたのだった。
「天気はいいし」、、はい。
「みんなビールなんか飲みながらゴロ〜ンてな感じで」、、はい。
「噴水もきれいで」、、はい。
「そらあ恋人達も楽しいさ」、、でしょうね。
「なにが悲しくて」、、え?
「おっさん達と公園にいなきゃいけんのだ」、、間違いなくみんなも同じこと思ってたはずですから。
「たしかに」、、はい。
「それにしても男だけっちゅうのは絵にならんね」、、あは。
「それもおっさんだと、もう痛い」、、あはは。
「噴水のマイナスイオンも俺たちのとこだけ避けてた気がする」、、それはないでしょう。
「でも渋い顔してたぞ」、、マ、マイナスイオンがすか。
「芝生だって俺たちを見上げて」、、は、はい。
「「おやじは踏むな」言うてた」、、そ、そうすか。
「きびしいのう」、、が、がんばって〜。
4月22日
父ちゃんが22の頃から行ってる店があるのだが、今日はそこのマスターの誕生日。
「にじゅうに、、俺にもそんな時があったのかぁ」、、若い!
「はぁ、、」、、遠くを見ない。
「その頃マスターは30代だったのかあ」、、今日、何歳の誕生日だったんですか?
「61」、、わぁお。
「店に行き始めてね」、、はい。
「2年間はね」、、はい。
「一言も話さなかった」、、え?
「マスターも俺も無口だったから」、、マスターが無口なのは想像できるけど、無口な父ちゃんは想像できまへん。
「今はもうなんちゅうか」、、言わなくていいことしか喋っていない〜。
「はいはい」、、いつから今みたいになっちゃったんですか?
「ほんとにな」、、あ、人事にした。
「困ったもんだ」、、はいはい、ところで。
「ん?」、、マスターの体調は?
「いいみたいだぞ」、、よかった。
「うん」、、うん。
4月21日
なかなか開かない踏切。
ボケ〜っと待ってた父ちゃん。
なんか声がする。
振り返ってみた。
お母さんの自転車の後ろに乗ってる女の子が父ちゃんに手を振っていた。
かわいいちびちゃんだった。
迷わず手を振り返す父ちゃん。
お母さんも「こら、あんな人に手を振っちゃダメ、バカがうつる」な顔じゃなく、優しく笑ってくれていた。
すごい幸せな数秒だった。
はらわた煮えくりかえる事があった父ちゃんだが、ちびちゃんとお母さんに救われたのだった。
「うりきち」、、はい。
「あのちびちゃんもお前だったのか?」、、それは秘密です。
4月20日
お足元の悪い中、本日のお父ちゃんはお渋谷へお出かけになられた。
「うりきち、おかしな日本語やめなさい」、、品のいい猫と言われる言葉づかいをしようかなと思って。
「それ違うから」、、どうぞお気づかいなさらないでください。
「、、、」、、あはは。
「、、、」、、、、。
「今日は寒かったなあ」、、またストーブ登場。
「そうなんだよ」、、そして雨。
「なんだかなあ」、、なんだかなあ。
「でも明日は晴れるみたいだぞ」、、気温も25度くらいまで上がるって言うてました。
「いいねえ」、、いいねえ。
4月19日
昨日打ち上がりすぎた父ちゃんはパワー0。
「でも昼前までは元気だったぞ」、、まだ酔ってたからでしょう。
「そうともいう」、、それ以外考えられない。
「でも夕方には復活したぞ」、、酔いが醒めたからでしょう。
「そうともいう」、、それ以外考えられない。
そして夜、父ちゃんは鶴と待ち合わせ。
今度はなんの打ち上げだ?
「あのね」、、はい。
「子供じゃないんだから」、、はい?
「そんな毎日打ち上げしません」、、子供は打ち上げしないですから。
「あっそ」、、そ。
「でも明日は雨かもしれないんだぞ」、、え?
「急がなきゃ」、、わからん、全然わからん。
4月18日
「うりきち」、、はい。
「アルバムできた」、、おめでとー!
「ありがとう」、、よかったね。
「ほんと、よかった」、、よかった。
「ばんざーい」、、ばんざーい!
東京ノクターン、マスタリングの達人中里さんに仕上げてもらい、ついに完成しました。ばんざーい!
父ちゃんはみんなと最上で打ち上げ。
旨い旨い酒を飲んだのでした。
「うりきち」、、はい。
「できあがったアルバムをみんなで聞くだろ」、、はい。
「これがね」、、はい。
「たまらんのよね」、、うれしそうだあ。
「うれしいさ」、、おめでとー!
「ばんざーい!」、、ばんざーい!
4月17日
「うりきち」、、はいよ。
「あきお君はまたどらきち見に行ったぞ」、、あはは。
(どらきち=なぜか日曜日だけ、ある場所にいる猫。その猫ほんとは俺だよん、なんつって)
「なんで日曜だけそこにいるんだろうか」、、スケジュールが決まってるんじゃないでしょうか。
「なるほど」、、はい。
「きちんとしてるんだな」、、あはは。
「ところでさ」、、はい。
「もう3ヶ月以上経ったんだしさ」、、はい。
「帰ってきてもいいんじゃないか?」、、え?、俺?
「はい」、、遊びに行ったんじゃないから、それはちょっと難しいです。
「そうか」、、はい。
「寂しいなあ」、、あはは。
「寂しいから」、、え?
「俺、女子アナになる」、、、、。
「なってみせる!」、、わからん、全然わからん。
4月16日
父ちゃんは利重監督が出てる舞台を観にお出かけ。
「青山円形劇場」、、はい。
「いやあ、おもしろかった」、、そうすか。
「そしてかっこよかったぞ」、、え?、内容はそんな感じではないような。
「あのね」、、はい。
「やることをちゃんとやってる人はかっこいいんです」、、そうすか。
「感動するんです」、、はい。
「かっこよかった」、、はい。
「本編はもちろんだけど」、、はい。
「終わった時にね」、、はい。
「「ありがとうございました」って客席に頭をさげる」、、はい。
「その時のね」、、はい。
「役と自分の間にいる顔がよかったあ」、、え?
「監督は「そんなん知らんたい」言うかもしらんけど」、、そんな訛ってないと思います。
「人が出るんだなあ」、、そうすか。
「かっこよかった」、、はい。
「ちびちゃんも大きくなってたし」、、ちびちゃん?
「俺は泣かれたけど」、、それは父ちゃんの顔に問題が。
「うるへえ」、、子供は正直。
「あかちゃんです」、、じゃあもっと正直だ。
「うるへえ」、、はいはい。
「ただ」、、ただ?
「鶴がうるさかった」、、え?
「泣いたり笑ったり」、、いいじゃないですか。
「いいけど、声がでかい」、、あはは。
「あと、高田の聖子さんだっけかな」、、はい。
「すばらしかった」、、そうすか。
「いやあほんと、行ってよかった」、、鶴はうるさかったけど。
「はい」、、あはは。
4月15日
なにをやってたんだか、昼過ぎにやっとゼロンはお休みになられた。せっかく天気もよかったのに、その時間は口開けて寝てたことになる。あ〜もったいない。
「あのね」、、のね。
「そうじゃなくて」、、はいはい。
「一生懸命、そう、一心不乱に仕事をしてたからしょうがないのです」、、またまた。
「ところで、もったいないといえば」、、はい。
「じいちゃんがよく言うてました」、、もったいないと?
「はい」、、たとえば?
「天気がいいと「もったいないもったいない」、風呂に入って気持ちいいときも「もったいないもったいない」、酒をぐびっと飲んで嬉しそうに「もったいないもったいない」などなど」、、ふむふむ。
「あ」、、え?
「飲みたくなってきた」、、、、。
4月14日
マスタリングの日も近づいてきたということで、ゼロンはアルバムの曲順を考える。あれやこれやと考える。耳から湯気が出るまで考える(そんなバカな)。耳を新しくするため1度聴いては頭から水をかぶり考える(そんなバカな)。「本当にこれでよいのか」と反復横跳び1000回してみたりする(そんなバカな)。耳にも恋が必要かもと、耳優子さんを食事に誘う(耳優子って誰ですか)。ふられる(あはは)。
そうやって、やっと決まったのでした(うそお?)。
4月13日
「うりきち」、、はいよ。
「もしかしたら今年」、、今年。
「久しぶりにゴキブリを見ることになるんだろうか」、、ゴキブリ〜。
「うりきちがいた時はおらんかったもんな」、、俺が睨みを利かせてましたから。
「うりきち偉い」、、どうも。
「今年はそうもいかんもんな」、、まあそうすけど、なんすかゴキブリくらい。
「くらいって言うけどね、もう十何年も見てないんだから」、、窓から飛んで入ってきたりして。
「やめてくれ〜」、、そしてガサゴソガサゴソ。
「やめれ〜」、、ガサコソガサコソ。
4月12日
「うりきちぃ」、、はいよ。
「寒いんやけど」、、2月の気温らしいだす。
「なんだかなあ」、、でもまあ、そういうことだす。
「そうですか」、、そうだす。
「なんだかなあ」、、男が暑い寒い言わない。
「他に話しがないんだす」、、なるほど。
4月11日
父ちゃんが帰ってきた東京は雨。雨雨雨。
桜もほとんど散っていた。
「うりきち、ただいま」、、おかえり。
「楽しかったぞ」、、お疲れさまでした。
「桜、散っちゃったな」、、はい。
「行くときは満開だったのにな」、、花の命は短くて。
「でもまた来年咲けるんだから」、、いいっすね。
「さてと」、、さてと。
「少し寝ようかな」、、いっぱい寝なさい。
「そうする」、、おやすみ。
ということで、父ちゃんは撃ち殺されたようにばたんきゅう。
4月10日
今朝も5時に目が覚めてしまった鉄人44号。止まらない老人力。
そして鉄人44号と51号は名古屋へ向かうため新神戸の駅へ。
ホームのキヨスクにあったある本を指さして「松田さん、これ読んだ方がいいですよ、あはは」と笑った44号は、喫煙所で一服していた。そこに笑いながらやってきた51号は、「勉強しなさい」と44号に本を渡した。さっき44号が「松田さん、これ読んだ方がいいですよ、あはは」と指さした本だった。「品のいい人と言われる言葉づかい」。やられた。
そして名古屋へ。
そして本番。
ステージではもちろん「お口に合いましたでしょうか」など品のいい言葉づかい。
楽しい時間だった。
今日もいい汗かいたのだった。
そして打ち上げ。
ひとまず第一弾が終わったということもあって脱力大。
ゆっくり旨い酒と料理を楽しんだのであった。
京都、神戸、名古屋、ありがとう!
4月9日
早い時間、たぶん3時頃にばたんきゅうした父ちゃんは、5時過ぎには目が覚めてしまった。そして腹がへっていた。
考えてみたら昨日の打ち上げではほとんど何も食べてなかった。
ホテルの自動販売機にあったさきいかと柿ぴーを食べる。足らん。でも他にないからさきいかもう一個。むなしい。
「もっとなんかないんかい」とホテルのパンフレットを見てみたらカップ麺の販売機がある階を発見。
満面の笑みでカップ麺を買いに行く浴衣オヤジ。
そしてズズズズズ〜。
おいしかった。
が、すぐに「なんだかな〜」な気分に逆戻り。
そして神戸へ。
今日もいい天気。駅の近くで花見をしてる人たちがいっぱい。
そして本番。
鉄人51号への声援がうれしい鉄人44号。44号の唄を何十曲もひとりで支えるのは本当にすごい事なのだ。
そうです、鉄人51号は年に3回くらいギター雑誌の表紙になってもいいギタリストなのだ。ついでに言うと、鉄人44号だって年に2回くらいはCanCamの表紙になってもいいのだ。(誰かたひけて)
4月8日
父ちゃんは満開の桜のトンネルを抜けて松田の文さんとアコースティックツアーへ。松田の文さんとは長い付き合いだが、ふたりだけでライブをやるのは初めてである。
このふたりに鶴と楽器担当のタクの総勢40人、じゃなかった4人の旅の始まり始まり。
京都。
京都も桜は満開。
そして本番。
いつもとは違う緊張感の中、鉄人44号(父ちゃん)と51号(松田さん)はステージに立ったのであった。
44号はステージでこんなことを口走った。
「ヒロシです、磔磔を漢字で書けません」
そしてこれまたいつもとは少し違う充実感と疲れを持って打ち上げへ。
打ち上げのリハーサルは充分だったのだが、早々に切り上げるふたり。
早い時間にホテルへ。
で、これまたこれまではなかったことだが、湯船にちゃぷん。
4月7日
明日からのためにと、静かに飲むゼロン。が、楽しくなってくるとすぐ調子に乗るお馬鹿だからなあ、と心配したが、あらら、静かに終了。なんだ、やればできるじゃないですか。
「あのね」、、はい。
「いつもこうですよ」、、そうでしたっけ。
「そうですよ」、、そうでしたっけ。
「よし、明日あわてなくていいように荷造りしとくかな」、、偉い。
が、そっちの方はめんどくさくなったらしく中止となった。
明日あわててる姿が目に浮かびます。
4月6日
「うりきち」、、はいよ。
「どうやら花粉症らしい」、、やったあ。
「ばか」、、やっほ〜。
「ばかばか」、、やほやっほ〜。
ということでゼロンは鼻水たらり〜ん。
ティッシュの山、山、山。
それでもまだ、たらり〜ん。
4月5日
「うりきち」、、はいよ。
「うりきちの夢をみたぞ」、、出てあげた気がする。
「ありがとな」、、どういたしまして。
「うりきちもなんやかんやと忙しいな」、、まあいろいろと。
「そっちでも人気者なのか?」、、まあね。
「で、あれか?、夏目の」、、雅子さんには会ってないってば。
「あっそ」、、そ。
「、、、」、、、、。
「ほんとに?」、、ほんとです!
4月4日
昨日の夜から降り出した雨は昼前にはあがったが、また気温がぐっと下がったのだった。
「こういう時に風邪をひきやすいのだ」、、そうです、気をつけなければ。
「うむ」、、はい。
「今月の1日だったか、鼻水がたらり〜んと出てね」、、たらり〜んと出たんですね。
「うむ、たらり〜んとね」、、たらり〜んかぁ。
「風邪かと思ってあせった」、、やばい。
「が、そうじゃないようだ」、、ほっ。
「「もしかして花粉症でないのけ?」という意見もあったが」、、やばい。
「それでもないような気もするし」、、じゃあたらり〜んの正体は?
「今NASAで調べてもらってる」、、、、。
「もしかしたら」、、もしかしたら?
「幸せを呼ぶ鼻水かもしれないぞ」、、幸せと鼻水がなかなか結びつかないんですが。
「うーむ、言われてみれば、そうだな」、、かわいそうな鼻水。
「優勝したスポーツ選手がかけるのはシャンパンやビールで、鼻水じゃないしな」、、ひとりぼっちの鼻水。
「ひとりぼっちかどうかは分からんぞ」、、え?
「素敵な彼女といっしょかもしれない」、、鼻の中で?
「楽しい楽しい毎日かもしれないぞ」、、鼻の中で?
「鼻水もやるもんだなあ」、、きゃらり〜ん。
「きゃらり〜ん?」、、ちょっとキラキラ感をだしたくて。
「なるほど」、、鼻水きゃらり〜ん。
4月3日
父ちゃんとあきおはちょっとだけ散歩。
咲いてる桜があってびっくり。
ついでに、この前の茶色と黒と白の混じった毛の猫がいた場所へも行ってみたりして。(ほんとは全然ついでではない)
今日も茶色と黒と白の混じった毛の猫はいた。塀の上で丸くなってすやすや寝ていた。「顔はどこにあるんだ?」くらいに丸くなって寝ていた。
が、父ちゃんたちが見てたら起きたのだった。そして、あくびをふたつして塀から降りて、父ちゃんたちとしばし遊んだのだった。よろこぶ二人。
実はその猫、俺なのでした。あは、あはは。
と、そんな日曜日。
4月2日
なにを勘違いしてたのか今日を金曜日だと思っていたゼロンはなんだか1日損したような気分だった。
「うーむ、おかしい」、、おかしくない、今日は土曜日です。
「どこで1日ずれたんだろうか」、、知りません。
「いったい俺に何があったんだ」、、知りません。
「俺はだいじょぶなのか?」、、そう願います。
「うーむ」、、あのう。
「ん?」、、今日が4月の2日だということは知ってましたか?
「たぶん」、、じゃあ曜日だけだから、問題ないですね。
「そっか、そうだな」、、たぶん。
「よし、声出していくぞ」、、押忍。
4月1日
今月の俺と父ちゃんの誓い!
今月の俺の誓い
一、父ちゃんが飲み過ぎないように見張る。
一、父ちゃんたちを励ます。
一、時々夢にでてあげる。
今月の父ちゃんの誓い
一、元気でいる。
一、旨い酒を飲む。
一、やる。
4月です。
「だな」、、体調に気をつけて、今月も頑張らなければ。
「おうよ」、、心も体も壊さないように。
「おうよ」、、行け〜!
「え?、飲みに行ってよいのけ?」、、そうじゃあない!
2005年3月
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